「祈りの教会」
2021.6.13. 礼 拝
使徒言行録12:5(P236) 「祈りの教会」
聖霊によって誕生した教会(初代教会)は、「祈りの教会」でした。彼らの歩みの中で、祈りは欠かすことのできないものだったのです。ここに私たちの原点があります。彼らの祈りは、どのようなものだったのでしょうか。
1.どんな時にも祈った
彼らは良い状況の時だけ祈ったのではありません。ヤコブが殺され、ペトロが捕らわれるという危機的な状況でも祈ったのです。また、この祈りは、聖書に名前が書かれていない人たちから始まりました。一人ひとりの祈りこそが大切なのです。祈りは危機的な状況を打ち破る力があります〈ヤコ5:16b〉。
2.諦めずに祈り続けた
ペトロが牢から救い出されることは、あり得ないと思われることでした。その中で祈り続けるのは、難しいことです。祈りがなかなか聞かれないと私たちは諦めてしまいます。しかし、彼らは祈り続けました〈12〉。祈りを聞き、働いてくださる主に期待したのです。現状を見て諦めることはやめましょう。主は今も確かに働いてくださっているのです。
3.祈りの答えを受け取った
彼らの祈りを聞き、主はペトロを不思議な方法をもって牢から救い出してくださいました。また、主がしてくださったのは、それだけではありません。新たな前進を与えてくださったのです〈24〉。私たちが求めたり、思ったりすることを超えて働いてくださいます〈エフェ3:20〉。主がしてくださったことを感謝し、祈りの答えを受け取りましょう。
あなたの祈りが必要です。その一歩から主は素晴らしいことをしてくださいます。今日も全てを委ねて、主に祈りの手をあげていきましょう。