「弱い時にこそ強い」
2021.3.14. 礼 拝
Ⅱコリント書12:9-10(P339) 「弱い時にこそ強い」
「弱い」という言葉に良いイメージを持っている人は少ないでしょう。また、様々な事柄で私たちの行く手を遮ってしまうものでもあります。しかし、使徒パウロは積極的に自分自身の弱さを誇りました。なぜなら、その弱さの中に主は働かれるからです。
1.できないことを認めよう
私たちは理想と現実のギャップに苦しむことがあります。できていない姿を見て、落ち込んでしまうのです。けれども、主はあなたのそのままを愛され、用いられます。できないことは悪いことではありません。そのところに主が働かれるのです。「わたしの恵みはあなたに十分である。」〈9〉というみことばを自分自身のものとして受け取りましょう。
2.主に期待しよう
弱さは、主と共にあることを確認できる時でもあります。私たちは自分自身だけで頑張る必要はないのです。あなたのそばには、主がいつも共にいてくださるからです。主は弱い私たちを日々強くしてくださいます。また、あなたに素晴らしい計画を持っておられるのです。用いてくださる主に期待しましょう。
3.主のなされる御業を見よう
なぜ、パウロは弱さを抱える中でも主の働きを担うことができたのでしょうか。それは、パウロの努力ではありません。主がパウロを用いられ、御業を見させてくださったからです。どんな時にも主は私たちを励ましてくださいます。そして、前進を与えてくださるのです。聖書に書かれている出来事は、今も変わることなく体験することができるのです。
「わたしは弱いときにこそ強い」〈10〉。私たちも日々この告白をしていきましょう。そして、あなたを用いられる主に従い続ける者となりましょう。