「見えないもの」

2021.1.31.     礼 拝   

 

Ⅱコリント13:5(P341)     「見えないもの」

 

信仰を持って生きているかどうか自分を反省し、自分を吟味しなさい〈5〉。

信仰は目に見えない 

新型コロナの影響は変化をもたらしました。目に見えないウイルスを恐れ、人の目を気にする場面が増えました。人は見ることでしか判断できませんが、神様はすべてをご存知です。パウロはコリントの人々が正しい信仰を守っているように、祈りつつ手紙を書きました。

にせ教師の教えを信じた人により、パウロを非難する人が大勢おり、教会が不安定になっていたからです。

見えないものを吟味する

吟味するとは、『よく調べる、選ぶ』ことです。神の前に正しいことを行なうようパウロは人々へ勧めました。私たちが自分を吟味する時、できていないことに目を向けて、自己否定に陥ります。また、これを避けるために真剣に吟味することを止めてしまいます。

しかし、吟味して結論を出して終わりではいけません。神様は私たちができるように備えてくださいます。

神様の備えとは 

パウロは「イエス・キリストがあなたがたの内におられる」と言っています。イエス様の十字架の贖いと復活を信じた私たちは、直接、自分の目で見たことのない事柄を信じています〈ヘブ11章〉。それは聖霊の力によってできるのです。信仰は行いだけではなく、聖霊の働きを妨げないことです。

信仰が未熟であっても、イエス様が共にいてくださることは変わりません。

自分の弱さや人の目が気になる時は、神様が送ってくださった聖霊の力を信頼し求めましょう。いつも平安の中で歩ませてください。御名によって祈ります。アーメン。