「不信仰の原因」
2020.5.24. 礼 拝
申命記1:19-33(P280) 「不信仰の原因」
申命記は、出エジプトした第2世代へのモーセの告別説教です。
敵を恐れた 〈26-28〉
▽約束の地へは11日で行けるのに、40年間も荒野をさ迷ったのは、アモリ人(ネフィリム〈創6:4〉)の子孫を恐れたからです〈28〉。
▽それは、アモリ人が背が高く自分たちよりも強そうで、堅固な城壁の町に住んでいるから、自分たちが滅ぼされると、勝手に思い込んだからです。
私たちも目の前の現実を見て、勝手に判断し、恐れないようにしよう。
過去の恵みを忘れた 〈30-31〉
▽〈31〉モーセは、荒れ野を旅する間、「あなたの神、主は父が子を背負うように、あなたを背負ってくださったのを見た」と過去の恵みをふり返っている。
▽民は、モーセの励ましを信じようとはしません。民はアモリ人を見て恐れたために、出エジプト後の数々の主の恵みを忘れてしまったのです。
あなたも恐れを感じたら、過去の恵みの一つ一つを思い起しましょう。
神の愛を疑った 〈32-33〉
▽主なる神は、不信仰な民を決して見捨てることなく、40年間、マナを与え、水を飲ませ、肉を食べさせてくださった愛の神です。 さらに
▽昼は雲の柱、夜は火の柱が民をおおい、進むべき道へと導いてくださる。神の愛を疑いますか?不信仰は神の愛を見えなくします。
困難に会う時に、信仰が試されます。何を信じ、何により頼んでいるかが明らかにされます。〈Ⅰペト1:7〉P428