「妨げの岩」
2020.3.15. 礼 拝
マルコ福音書16:1-6(P97) 「妨げの岩」
妨げの岩
▽〈1-2〉イエスが復活された週の初めの日の朝早く、マグダラのマリアたちが、イエスの亡がらに香油を塗るために墓に行った。
▽〈3〉彼女たちは「だれが墓の入口からあの石を転がしてくれるか」と話し合っていた。〈4〉「石は非常に大きかった」と記されている。
この「非常に大きな石」こそ、彼女たちがイエスに見(マミ)える「妨げの岩」です。あなたには信仰生活の中で、イエスに見える「妨げの岩」はないか?
女たちが墓に行ったのは?
①主イエスへの愛
愛には行いが伴う。彼女たちは主イエスへの愛の故に、早朝にもかかわらず、イエスの墓へと急いだのです。愛は「すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える」(Ⅰコリ13:7)ことができるからです。
②主イエスへの信仰
「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ」(マル10:27)という信仰です。
取り除かれた妨げの岩
▽マタイによる福音書では、この「妨げの岩」が取り除かれたのは、「大きな地震」によると記されている(マタ28:2)。
▽主が、この女たちの愛と信仰に答えて、地を揺り動かされたのです。主は、あなたの主への愛と信仰に応じて、不思議な御業をなさる。
あなたも、主イエスを愛し、主イエスを信じて、日々生活しましょう。その時、主はあなたの「妨げの岩」を取り除き、主の栄光を見させてくださる。