「主と向き合う」
2020.1.12. 礼 拝
創世記32:23-33(P56) 「主と向き合う」
恐れの中にいたヤコブは一つの出来事を通して大きく変えられました。それは、ヤボクの渡しで主と向き合ったということでした。私たちも主と向き合う必要があるのです。恐れる時、主はどのように働いてくださるのでしょうか。
1.祈りへと導いてくださる
ヤコブは自分自身から祈ったことはありませんでした。自分の力だけでどうにかしようとしていたのです。そんな彼に主は近づいてきてくださるのです。私たちはどのように祈ったら良いのかと迷ってしまうことがあります。しかし、今のありのままを訴えたら良いのです。主は全てを受け止めてくださいます。
2.委ねることを教えてくださる
腿の関節を打たれることは、自分自身を支えているものがなくなるということでした。それは、ヤコブ自身が自分では何もすることができないと知るためでした。私たちの力には限界があります。けれども、主は弱さの中に働いてくださいます。その鍵は私たちが主に委ね続けることです。
3.新しい歩みを始めさせてくださる
ヤコブはここでイスラエルという新しい名前が与えられています。今までの古い自分ではなく、新しく主に勝利を与えられた者として歩むことができるのです。私たちの周りにはどうすることもできない問題があります。ですが、恐れることはありません。主は全ての中で働かれ、勝利をすでに与えてくださっているからです。
私たちは恐れてしまうことがよくあります。しかし、そんな時にこそまず主と向き合う者となりたいのです。主と共に日々前進する者となりましょう。