「逆転勝利」

2019.1.20.       礼 拝   

 

サムエル記上5:1-12(P435)       「逆転勝利」

 

ペリシテとの戦いに敗れ、イスラエルから神の箱が奪われてしまいました。そんな中でも主は働いておられました。私たちの信じる主なる神様はどのようなお方なのでしょうか。

 

1.自由の主〈1-5〉

主は自由を失った「弱い」存在だと見られていました。そして、ペリシテ人たちは勝利の印として神の箱を異教の神ダゴンのそばに置いたのです。しかし、次の日から状況は大きく変わっていきました。主は人の知恵や思いに左右されることなく、自由に働かれるのです。

 

2.力の主〈6-10〉

ペリシテ人たちは災いが降りかかった時、ダゴンに助けを求めることはしませんでした。それは生きて働かれる主の力を見る時に、ダゴンの無力さを知ったからです。主の栄光は失われていなかったのです。主の力強い御手は何があったとしても変わることがありません。

 

3.命の主〈11-12〉

神の箱を失ったイスラエルには諦めがあったことでしょう。主はそんな彼らのものに戻ってきてくださるのです。主の力によって「逆転勝利」が与えられるのです。戦いに敗れ、もはや死んだような存在だった彼らを主は再び生かしてくださいます。

 

主はいつでも、どこでも変わることなく働かれるお方です。今日もこのお方だけを見上げ、畏れ敬う者となりましょう。