2019年1月 第433号 「私の持っているもの」
「わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。この並外れて偉大な力が神のものであって、わたしたちから出たものでないことが明らかになるために」。(Ⅱコリント4章7節)
新年明けましておめでとうございます
今年の門真キリスト教会の標語は「私の持っているもの」です。そのことについて考えてみましょう。
ペトロとヨハネが、神殿に祈りに行くと、神殿の「美しの門」のそばで、生まれながらに足の不自由な人が物乞いをしていました。すると、ペトロはその人に「私にはお金はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」と言い、手を取って立ち上がらせ、いやしました(使徒言行録3・1~8参照)。
パウロも、自分の力によってではない偉大な神の力によって与えられた宝を自分の内に持っていると言っています。その宝とは何でしょうか。
それは、もちろんこの世のものではありません。私たち一人ひとり愛してくださっている唯一まことの神に背いて、勝手気ままに生きている罪を認め、悔い改めて、その罪をあがなうために、一人ひとりの身代わりとなって十字架にかかり、死んで葬られ、三日目に死よりよみがえってくださった、神の御子イエス・キリストを信じる人に与えられているもの、金銭では買うことのできない永遠の命(キリストの命)です。だからこそそれは宝です。
イエス様を救い主と信じるあなたも持っている宝、イエス様をペトロやヨハネのように、まだ持っていない人々にお分かちする一年としましょう。