「主を待ち望む」

2018.2.11.       礼 拝

 

イザヤ40:27-31(P1125)       「主を待ち望む」

 

困難を前にした時、その事柄ばかりに目が向き、身も心も疲れきってしまいます。また、不信仰になってしまうこともあります。聖書はそんな時にこそ、主を待ち望むべきだと勧めているのです。

 

1.主は私たちの味方である

イスラエルの民たちは主に対して不平不満をつぶやきました〈27〉。私たちも「助けてください」と願い求めるもののなかなか聞かれない状況につぶやいてしまうことはないでしょうか。しかし、主はどんな状況でも「わたしの民」〈1〉と呼び、目を留め続けてくださいます。一人で頑張っているように感じる時にも主は私たちの味方なのです。

 

2.主は立ち上がらせてくださる 〈28-29〉

「力」は私たちの原動力となるものですが、一度困難が迫ってくると失われてしまいます。また、回復にも時間がかかるものです。ですが、創造主なる神様がいつも私たちを元気づけてくださるのです。そして、止まっていた所から再び立ち上がらせてくださいます。

 

3.主は新たな力を与えてくださる 〈31〉

鷲が上っていく時は、力任せに羽ばたいているのではありません。ただ上昇気流に乗って上っていくのです。これこそが主を待ち望む者の姿です。私たちは自分の力で何とかしようと努力しますが、限界にぶつかってしまいます。けれども、主が与えてくださる「聖霊」の上昇気流に乗る時、高く舞い上がっていくことができるのです。

 

自分自身の力でもがくのではなく、今日も主を待ち望み、聖霊の風の中で進む者となりましょう。