2015年9月 第393号 「時代のしるし」
あなたたちは、夕方には「夕焼けだから、晴れだ」と言い、朝には「朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ」と言う。このように空模様を見分けることは知っているのに、時代のしるしは見ることができないのか。(マタイによる福音書16章2-3節)
今の時代の現状を見て、多くの人々が「世の終わりが近いのではないか」と感じているのではないでしょうか。
弟子たちが「世の終わる時には、どんな徴があるのですか」と尋ねた時、イエス様は様々な終末の徴について話されました(マタイ24章参照)。そしてイエス様が再び来られる時は「洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかったと言われています(マタイ24・38-39)。また「盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなたがた自身よく知っているからです。人々が『無事だ。安全だ』と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです」とも予告されています(Ⅰテサロニケ5・2-3)。
また、イエス様は「行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる」と約束されています(ヨハネ14・3)。
イエス様に迎えていただくためには「道であり、真理であり、命である」(同14・6)イエス様を信じる必要があります。「だから、あなたがたも用意していなさい。人の子(イエス様)は思いがけない時に来るから」と警告されています(マタイ24・44)。