「信仰のリバイバル」

2015.8.9.       礼 拝

 

ヨハネ 21:3       「信仰のリバイバル」

 

弟子たちは、復活された主イエスから宣教の使命を受けていました〈20:21-23〉。だがそのために心の備えができていなかったので、何もせず、もとの生活に戻ります〈3〉。

しかし、夜通しがんばって漁をしましたが、一匹の魚もとれませんでした〈3〉。そのことで、弟子たちは、イエスから離れていくら努力しても、何の実もないことを学びました。

私たちもイエスの弟子として、それぞれの立場で主に仕えています。しかし、主が共にいてくださらなければ、信仰の足踏みをしてしまい、使命を果せないことになります。

 

イエスは、疲れきった弟子たちに「何か食べ物があるか」と尋ね〈5〉、弟子たちに今の現実を自覚させてから〈5〉、「舟の右側に網を打ちなさい。」と命じます〈6〉。

そしてこの大漁の奇跡は〈6〉、弟子たちに自分が召された時の事を思い起こさせます〈ルカ5:1~11〉。主イエスは、決して弟子たちを見捨てることはありません。

もし、あなたが使命に対して確信と情熱をなくしかけていたとしても、イエスはあなたを見捨てないで、もう一度、内にある信仰をふるい立たせてくださる。

 

イエスは、徹夜の努力もむなしく、疲れ切り、こごえ、空腹の弟子たちのために、炭火をおこし、朝食の準備をして待ってくださっていました〈9〉。

イエスは、弱さの故に失敗し、がっかりしている弟子たちに対して、こまやかで温かい愛をもって、弟子たちの身も心も回復し、強めてくださったのです。

イエスは、たとえあなたが何度失敗し、また倒れても、決して見捨てることなく、あなたを支え、励まし、回復させて、あなたの使命を全うさせてくださいます。