「待ち続ける人の信仰」
2014.12.7. 礼 拝
ルカ 2:25‐33(P103) 「待ち続ける人の信仰」
わたしはこの目であなたの救いを見たからです。これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。〈30-32〉
アドベントの2週目を迎えました。本日も待ち望むことがテーマです。新約聖書の時代にも、救い主イエス様の誕生を待ち望んでいた人々がいました。「心待ちにすること」はプラスの感情です。私たちもクリスマスへ向け、神様の御心を求め、みことばを実行して待ち望んでゆきましょう!
神様の約束を心待ちにすることは、神様を大切に思うことです。
シメオンは、正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた〈25〉人でした。聖霊に満たされ、聖霊の語り掛けを受け、聖霊の導きによって、心待ちにしていたイエス様に出会います。聖霊に満たされ続けることと、正しく信仰があついことは、どちらも相互に関わり合い、それぞれを強固なモノにして行くのです。
私たちもシメオンのように、いつも聖霊に満たされて歩みましょう。
シメオンは、イエス様を腕に抱き感謝と預言をします。シメオンが待ち望んでいたのは、イスラエルの慰めでした。イエス様を見た瞬間、旧約からの預言が成就したことを確信しました。そして、彼の預言の中には異邦人を救うことの啓示がありました〈32〉。ルカによる福音書だけに書かれています。
異邦人に対して語られることは、現代の私たちにも語られています。
[お祈り] 天にいます父なる神様、御名を崇めます。イエス様を抱いて確信を得たシメオンのように、私たちも、神様のみこころが成されることに確信を持って生活できますように、イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。