「摂理の御手」
2014.11.23. 礼 拝
エステル 6:1(P769) 「摂理の御手」
ハマンがモルデカイに腹を立て、ユダヤ人を皆殺しにしようと決めた日〈3:5-7〉、この危機のため、エステルと全ユダヤ人が三日間の断食の祈りを始めた日〈4:16〉王が眠れないので宮廷日誌(モルデカイの記録)を読ませた日〈6:1-2〉、普通は赦されないことなのに〈4:11〉、ハマンが王宮の庭にいた日〈6:4〉。
エステル記には、「神・主」は一つもありませんが、「その日」のタイミングの不思議な一致は、立場を逆転なさろうとする、目には見えない神の摂理の御手があります。
私たちも、毎日の生活で偶然はなく、摂理の御手に導かれています。
ハマンの高慢 ・王に代わって、ユダヤ人皆殺しのために、王をだました〈3:9〉。 ・うぬぼれて、王が栄誉を与える者は、自分しかいないと考えた〈6:6〉。 ・王の即位式のような栄誉と権威を授けるように王に言った〈6:7-9〉。
モルデカイの謙遜 ・同胞全滅の危機にも主に信頼し、エステルに謙遜を教えた〈4:13-15〉。 ・王を暗殺者から救った時、何もほうびをもらわなかったが、黙っていた〈2:21-23〉。 ・このことで王から称賛を受けても、高ぶらなかった〈6:11,12〉。
立場の逆転 ・ハマンはモルデカイをつるすために立てた柱に自分がつるされた〈7:10〉。 ・モルデカイは、王に次ぐ地位へと上げられた〈10:3〉。 ・ユダヤ人は解放され、報復した〈9章〉 プリムの祭り〈28〉(アダルの月の14,15日〈21〉)
立場を逆転させてくださる主に信頼し、へりくだり、希望をもって生活しましょう。(ヤコ4:6) (ロマ8:28)
[お祈り] 愛する天のお父様、御名を賛美します。この僕を毎日毎日、主の摂理の御手で守り、導いてくださっていることを、イエス様の御名によって心から感謝します。アーメン。