「恐れと不信仰」
2014.6.1. 礼 拝
サムエル上13:1-12 「恐れと不信仰」
「サウルは、サムエルが命じたように、七日間待った。だが、サムエルはギルガルに来なかった。兵はサウルのもとから散り始めた」〈8〉
サウルが王になって2年〈1〉、ヨナタンがペリシテ軍を打ち破ったので〈3〉、戦いが広がり、両軍が結集します〈4、5〉。イスラエルが約束の地に入るため周りの国と戦ったように、私たちも御国に入るまで、サタンと戦わねばなりません。
これは、避けることのできない霊的な戦いです。 (エフェ6:12)
イスラエル〈15〉は、ペリシテの大軍〈5〉を見て、勝ち目がないと恐れ、戦意をなくします。イスラエル軍は危険が迫っているので恐れ、隠れたり、遠くへ逃げました〈6、7〉。サタンは私たちを攻撃し、恐れさせ、失望させ、気力をなくさせます。
目の前の現実から目を離し、もう一つの現実(主)を見ましょう。(イザ50:2)
サウルはサムエルに言われたとおり、七日間待ちましたが〈8〉、サムエルが来るのが遅れたので不安になり、自分でいけにえをささげました〈9〉。見た目は信仰的行いです。自分なりの理由、 ・サムエルが来るのが遅れたこと〈8〉、・兵が恐れ逃げたこと〈11〉、・敵の大軍が迫っていること〈12〉、・武器がないこと〈22〉。しかし、サウルは祭司しかできない務めを自分でするという罪を犯したのです〈レビ6〉。
神の時を待ち、忍耐して主の御心に従うなら、主は必ず「その時にかなった」御業をもって助けてくださいます。 (サムエル上14:20-23)
〔お祈り〕 天のお父様、目の前の事から目を離し、全能の神に目を向けるように、信仰を与えてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。