2014年1月 第373号 「愛はすべてを完全に結ぶ帯」
これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。 (コロサイ3章14節)
新年のお慶びを申しあげます。
聖書全体のメッセージを一言にまとめたら、「神は愛です」と言えます。イエス様も「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽して、あなたの神である主を愛しなさい。」また「隣人を自分のように愛しなさい。」と言われました。(マルコ12・30、31)
私たちは本来、自己中心ですから、人と人との関わりの中で生活するとき自分を愛するように自分の隣人を愛することは難しいことです。イエス様はそのことをご存知だから「わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。」と言われたのです(ヨハネ15・9)。イエス様は、私たちの造り主である唯一真の主なる神様に背き、自分の思いのままに自分勝手に生きている私たち一人ひとりの背信の罪から贖うために、身代わりとなって十字架にかかり、罪の支払う代価である死を払ってくださいました。これこそが主なる神が私たちに示してくださった神の愛です。
自分の背信の罪を告白し悔い改めてイエス様の十字架を自分の身代わりと信じ受け入れること、それがイエス様の愛の内にとどまることです。このイエス様の愛の内にとどまり続けることによって、自分を愛するように自分の隣り人を愛することができる者と変えられていきます。今年の門真キリスト教会の標語は「信仰と愛と御霊の一致」です。教会が愛の絆によって一つとなりますように。祝福します。