「患難をも喜ぶ」

2014.2.23.         礼 拝

 

サムエル上1:15(P428)                            「患難をも喜ぶ」

 

「ただ、主の御前に心からの願いを注ぎ出しておりました。」〈15〉

 

ハンナの妊娠を遅らせたのは神の計画です〈5〉。それは彼女の信仰をさらに強め、成長させるためです。ハンナをライバル視するペニナは、ハンナを苦しめました〈6-8〉。人の心ない言動をとめることはできません。しかし、自分がどう対応するかは選べます。ハンナがペニナと争ったとは書いてありません。ハンナは主に訴え祈ることを選びました〈10〉。

 

どうすることもできず苦しい時、祈ることは難しいことです。しかし、ハンナは「主の御前に心からの願いを注ぎ出して」祈りました〈15〉。人間は神と取り引きはできませんが、ハンナはどうしても子どもが欲しいので、神と取り引きするような祈りをしています〈11〉。しかし、憐れみ深い神は、真剣な祈りは聞かれます。ハンナが勝利できたのは〈19〉、心を注ぎ出して祈り〈15〉、祭司エリに励まされ〈17〉、問題のすべてを主に委ねる決心をしたからです〈18〉。

 

ハンナは神との約束を守り〈11〉、サムエルを神にささげました〈28〉。ハンナはサムエルを主にお返しすることにより、自分自身を主にささげました〈2:19〉。ハンナは、祈りに答えてくださった神をほめたたえました〈2:1-10〉。

私たちも、患難の中にあっても、決して見捨てることのない主に信頼し、主の前に心を注ぎ出し、希望と感謝をもっていのりましょう(ローマ5:3-5)

 

 

〔お祈り〕 天のお父さまに栄光がありますように。私の心の内にある悩みをどうか解決してください。イエス様の御名によってお祈りします。 アーメン