「失敗から立ち直る」

2014.3.16.         礼 拝

 

士師記20:17-34(P416)        「失敗から立ち直る」

 

「イスラエルの人々は皆、そのすべての軍団と共にベテルに上って行き、主の前に座り込んで泣いた。」〈26〉

 

イスラエルの民はベニヤミンの民と同志討ちをして2回も失敗をくり返しています。

〈18〉では、神の民同志が戦うことが良いか悪いか、主に問わないで、戦うと決めて、神に同意を求め、戦う方法を問うています。これは信仰によって行動しているようですが、実は神の主権を無視しています。自分勝手な行動は、神の恵みに与ることはできません。〈23〉では、イエスラエルの民は思いがけない敗北に夕方まで泣いています。しかし、これは悔い改めの涙ではありません。だから、再び同志討ちをすることを問うています。神が二度の同志討ちを許された訳は、敗北することによって、イスラエルの民を懲らしめ悔い改めさせるためです。

神の御心を無視し、自分勝手にすることの結果は惨めな敗北です。

 

神に懲らしめられて、イスラエルの民が、神との関係の回復のためにしたことは、①断食して悔い改めた〈26〉-(Ⅱコリント7:7-10)。②生けにえをささげた〈26〉:「焼き尽くす献げ物」は献身を、「和解の献げ物」は、神との和解を示す。③神の御心を問うた〈28〉:神の主権を認め、神の御心に従い、神との正しい関係を保つことが、何よりも大切です。

何事も神の御心を問い、みことばに従う行動をしましょう。(箴言3:5-6)

 

 

〔お祈り〕 天のお父様に栄光がありますように。どうか、自分勝手に行動することなく、御心を問いつつ行動できますように。イエス様の御名によって。 アーメン