「すべてが益に」
2013.2.17. 礼 拝
創世記12:10-20(P16) 「すべてが益に」
Ⅰ.不信仰は恐れを生む〈10-13〉
アブラムは、ネゲブを襲った飢饉を避けてエジプトに下った〈10〉。彼は、神の確かな約束があったのに、危険を恐れ、自分の知恵で計画を立てた〈11-13〉。
実際に起こってはいない事を心配し、恐れることは不信仰で、サタンの働き。自分の知恵と力の限界を知り、真実なる神の約束に立ちたい。
主を信じているあなたは、将来のことを心配する必要はない。(マタイ6:33,34)
Ⅱ.心配が現実に〈14-16〉
アブラムは最善の計画と思っていたが、思いもよらない事が起こった。私たちは全知全能ではない。不信仰な動機で立てた計画は決してうまくいかない。
・私たちが失敗する理由は、自分が主の下で生かされていることを忘れているから。
ファラオはサライを宮廷に召し入れた〈15〉。もし、このままだとアブラムに対する神の約束〈1-3〉は、どうなるのか。成就しないことになってしまう。
主を信じているあなたは、自分の計画を優先させないよう気をつけたい。(箴言14:12)
Ⅲ.すべてを益に変えてくださる主〈17-20〉
アブラムは愚かな計画を実行したが、主は彼を戒め、教訓とするために、ファラオを用いた。ファラオと宮廷の人々が恐ろしい病気にかかった〈17〉。
恐れたファラオは、アブラムを呼び出し、「なぜ、なぜ。」と問い正す。しかし王は、アブラムと共におられる神を恐れ、彼に罰を与えない〈18,19〉。
王は、家来に命じて、アブラムとサライを許し、彼らの財産のすべてと〈16〉も与えて釈放した〈20〉。主は不信仰の故の失敗も益と変えてくださった。
主を信じているあなたも、失敗もすべて益と変えてくださる主を信じたい。(ローマ8:28)