「心に浮かぶ考え」

2019.3.24.       礼 拝   

 

マルコ福音書2:1-12(P63)       「心に浮かぶ考え」

 

イエスは…言われた「なぜ、そんな考えを心に抱くのか」〈8〉

 

中風の人と4人の人

カファルナウムにイエス様が戻られ、御言葉を語っている〈2〉と、友人たちは中風の人を担ぎ、期待してやってきた。しかし、人の多さに中に入ることができず、屋根を剥して病人をイエス様の側に下ろすことに成功した〈4〉。

イエス様はこの人々の信仰を見て〈5〉癒しをなされた。彼らの心には「イエス様ならば助けてくださる」という考えがあり、そこに行動が伴っている。

 

律法学者

家の中にいて御言葉を聞いていたが、中風の人の罪を赦した(=癒した)イエス様に批判的な考えを持つ〈6〉。目の前でなされた素晴らしい奇跡は、彼らの心の中では喜びは繋がらない。自分の考えでの正しさを主張して、イエス様を認めることができない〈7〉。

イエス様は、地上で罪を赦す権威を持つことを示した〈10〉。彼らは素直に現状を受け入れ行動できなかった。

 

群衆たち

初めは、癒された人の噂を聞き、イエス様に「素晴らしい何か」を期待して集まって〈2〉いる。信仰者ではなく、他人への配慮は無い。しかし、中風の人の癒しを見て、「こんなことは今まで見たことがない」と言って神様を賛美した〈12〉。

イエス様を知ることで人は、神に賛美を捧げる人となる。

 

お祈り 天におられる父なる神様、御名を崇めます!私たちの心には、様々な考えが浮かび、自分を正当化することで、素直になれないことがあります。あなたを知って賛美する者としてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン