「休ませてあげよう」 2021年5月

 疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。(マタイ11:28)

 

新年度が始まってから一か月が経過し、疲れなどが出始める時期ではないでしょうか。また、人によっては、意欲がわかなくなったり、眠れなくなったり、食欲がないなどの心身の不調が生じてくることがあります。そのため、正式な医学用語ではないものの「五月病」という言葉もあります。

ある保険会社の調査によると、「これまでに五月病になったことがあるか」との質問に対して、男性の21.6%、女性の25.0%が「ある」と回答し、全体で23.3%が「ある」と回答しました。つまり、約4人に1人が「五月病」を経験しているそうなのです。

私たちはそれぞれの生活の中で、様々なストレスがかかる状況にあります。それは、大人であったとしても子どもであったとしても変わりはありません。誰もが大なり小なり疲れているのがストレス社会と言われているこの世の中なのです。

では、私たちはどのようにして疲れを解消したら良いのでしょうか。最も良い解決方法は、「休む」ことです。しかし、イエス様が教えてくださった解決方法は、ただ「休む」だけではなく、「わたしのもとに来なさい」ということが含まれているのです。

つまり、自分自身の力だけで頑張るのではなく、イエス様に頼り、休むということなのです。

あなたが心も身体もリフレッシュできる場所はイエス様のもとにあります。イエス様は「だれでも」と語ってくださったように、あなたをいつも招いてくださいます。イエス様のもとで休み、新しく前進するための力を日々いただきましょう。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太