2020年1月 第445号 「新しいことを行う」
見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。
あなたたちはそれを悟らないのか。
わたしは荒れ野に道を敷き
砂漠に大河を流れさせる。(イザヤ書43章19節)
結婚の日取りが決まっているのに、バラック小屋のような借家に住んでいました。何が何でも新居には、と思い、当時生け花を教えに来てくださっていた仲舎姉妹のお宅へ内林みよ姉妹と徹夜祈祷に行きました。午前2時頃はっきりと神の御声が聞こえました。「汝、まだ信ぜぬか。わが為す業を待て」と。
この御言葉がどこにあるのか聖書を調べてみると、それは「視よわれ新しき事をなさん、やがておこるべし」というイザヤ書のはじめに記した御言葉です。
それから一週間ぐらい後に、電柱の「貸家あり」という貼り紙を見、家主と交渉に行きましたが、なんとその物件は以前に交渉して、「キリスト教の集会をしたい」と言って断わられたものでした。しかし、諦めないでねばり強くお願いして借りることができました。
そこが新居であり、一九六五年から一九七一年に守口市の梶町に転居するまで、尾崎キリスト教会、都島伝道所として宣教しました。一九七一年から一九八〇年に現在の門真に転居するまで守口市の梶町で宣教しました。
「我が名は不思議なり」(士13・18)と言われる主は、いろいろと不思議な新しいことを為してくださる方です。
今年も一年、この主なる神様の為される新しい御業に期待して力を合わせて前進して行きましょう。