2016年1 月 第397号 「心を開いて」

「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と食事をするであろう。」(ヨハネの黙示録 3章20節)

 

明けましておめでとうございます。

皆様、穏やかに良い新年を迎えられたことと思います。昨年のわが国の一文字は「安」だそうですが、この一年、日本の国民の一人ひとりが、安心して安らかな一年を過ごすことができるよう、心から願う者の一人です。

さて、イエス様は今、あなたの心の戸口に立って、ノックしておられます。あなたがそれに応えて、心の戸を開けイエス様を歓迎するなら、イエス様は喜んで中に入られ、あなたと共に食事をしてくださると言っています。

イエス様は「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」と約束されています(ヨハネ6・35)。「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。」者だからです(マタイ4・4)。

体はパンによって生かされていますが、死ねば土に帰ります。しかし、体よりもっと大切な霊魂は、神の言葉が人となってくださったイエス様を信じることによって生きる者とされます。

あなたは神に愛されるために生まれたかけがえのない尊い存在です。愛の神に背を向け自分本位に死に向って過ごしていたあなたに代わってイエス様は十字架に死に、あなたを生かそうとしてくださいました。年の始めに心を開き、イエス様を信じ受け入れましょう。