2012年4月 第352号 「いつも喜べる人生」

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」  (Ⅰテサロニケ5章16~18節)

 

聖書は理想的な信仰生活の在り方について右のように勧めていますが、「いつも、どんなことにも」となると難しいことです。しかし、イエス様を信じ新しく生まれ変ると、それができるように変えられますから不思議です。

喜べる人

人生には生、老、病、死の四つの苦しみがあり、いつも喜ぶことは、とてもできません。けれどもイエス様はそれを可能にしてくださいます。 人は自分に喜びがないことを、とかく他者や環境のせいにしますが、実は心に喜びを失うのは、罪(真の神を信じないで自分中心の生活をする)のためです。しかし、救い主キリストを信じ、罪を赦され、神の愛と永遠の命の希望に生きるなら、いつも心に喜びが湧き上ってくるのを経験します。

祈る人

祈りとは神様とのコミュニケーションです。神様と対話しつつ、より頼んで生きることです。神の言葉である聖書に親しみ、一日中いつでもどこでも神様と心を通わせつつ生きる時、心に絶えることのない平安が与えられます。

感謝する人

人生のすべてが神の恵みであることを体験しているクリスチャンは感謝できる人です。ただそのような生活は、自分の環境や周囲の事情を見ていてはできません。しかし「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働く」(ローマ8・28)ことを信じて生きる時、すべてのことについて感謝ができるようになるのです。