2012年2月 第350号 「いつも感謝できる人生」

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。(Ⅰテサロニケ 5章16~18節)

すべてがうまくいっている時は、誰でも喜び感謝できます。しかし、「いつも、どんなことにも」となると、そうはいきません。ところがイエス様を信じ、新しい生命をいただき、神の子として生まれ変わると、それができるように変えられていきます。

 

喜びの人

人生には生、病、老、死の苦難があり、いつも喜ぶことはとても難しいことですが、イエス様はそれを可能にしてくださるのです。私たちは自分に喜びがないと、それを事情や境遇のせいにします。しかし、実は人の心が喜びを失うのは、真の神を信じないで自分中心の生活をしているからです(聖書ではこれを罪という)。しかし、救い主イエス・キリストを信じ、罪を赦され、神の愛と永遠の命の希望に生きるならいつも心に喜びが湧いてくるのです。

 

祈りの人

いつも喜ぶことを花にたとえるなら、いつも祈ることは根に当ります。祈りとは神様との交わり、つまり神様と対話し、御心を聴き、より頼みつつ生きることです。いつでもどこでも、神様と心を通わせつつ生きることです。

 

感謝の人

それは人生の全てが神の恵みであることを知って生きるクリスチャンの別名といえます。神様が私たちと共に働いて全てを益となるようにしてくださる(ローマ8・28参照)と、神様に信頼して生活する時、苦難をも祈りによって勝利し、喜びをもって受けとめて、感謝ができる人生こそ、本当に幸いな人生と言えるでしょう。