2011.11.27. 「過越の祭り」

2011.11.27.              礼 拝     

出エジプト記12:13~14          「過越の祭り」

 

過越しの祭り=ユダヤの三大祭りの一つ。春分の日に当たる。エジプト脱出を記念する祭り。

Ⅰ.イスラエルにとっての過越し

・エジプトでの苦難<2:23>

・十の災いの最後の災い。初子が死ぬ。イスラエルのみ神は過ぎ越された。

・最後の災いで、イスラエルはエジプトを脱出。

・記念すべき日、救われた日。神様の救いの恵みのしるし。

◎イスラエルの民にとって、この出来事は最重要。→食事が重要になった。

 

Ⅱ.私たちにとっての過越し

・人は生まれた時から、アダムとエバから続いている罪を背負って生きている。罪の奴隷として生き、苦しんでいた。

・キリストに出会い、救い主として信じ受け入れた。

・私たちの罪は、キリストの十字架の贖いによって、義とされた。

<ローマ5:8~9>

・キリストの義の衣を着、それゆえに神様から罪なき者とされている。

◎私たちにとっての、イエス様の十字架の贖いと復活は最重要。

 

Ⅲ.主の過越し

・イスラエルの人たちは、祭りのたびに

 ①過去に自分を置き、先祖と共に出エジプトを体験し、

 ②同時に、将来を先取りし、やがて主と共に食事をする。希望。

・新約の私たちにとっては、十字架であり、聖餐(主の晩餐)。

 ①十字架を思い起こす。②霊的に血となり肉となる。救いの恵みのしるし。

・先取りの信仰、希望。

◎過去を想起し、体験、先取りの信仰を持つことは、旧約聖書から新約聖書まで一貫している。<Ⅰコリント11:26>