「霊の父の懲らしめ」

2013.1.27.         礼  拝

 

ヘブライ12:5-6(P417)       「霊の父の懲らしめ」

 

Ⅰ.懲らしめの方法

① 環境の変化

・喪失体験(愛する人、家、財産、仕事、病気、お金など)。ヨブの体験。

・転居、転職、転校など。

② 迫害 - クリスチャンであるが故の。パウロの体験。

・家族、親戚、同僚、友人などによる無視、中傷、非難、妨害など。

 ③ 主が身を隠される(ホセア5:15)

・主が身を隠され、見捨てられたように思えて失望する。(ヨブ23:8-9)

霊の父の懲らしめには目的があり、誤りがないことを覚えましょう。(エレミヤ29:11)

 

Ⅱ.懲らしめの理由

① 霊の父の愛の故〈6-7〉

・あなたが実の子であって庶子(私生児、父(てて)なし子(ご))でない証拠です〈8〉。

② あなたの益となるため〈10〉

・霊の父の実子にふさわしく、欠点・短所・間違いなどを正常に整(ととの)えるため。

・怠慢・高慢・妬み・批難・争い・自己過信・自己満足・見栄(みえ)など。

③ 霊の父の神聖に与らせるため〈10〉

・霊の父の神聖のすべてを現した御子に似た者とするため(Ⅱコリント3:18)。

・御霊の実(クリスチャン品性の実)を結ばせるため(ガラテヤ5:22-23)。

 (神に愛・喜び・平和。人に寛容・親切・善意。自分に誠実・柔和・節制)

このように鍛え上げられ、後になって「苦しみに会ったことは、私にとって幸せでした。」〈詩編119:71〉と言えるようになるのです〈11〉