2013.1.6. 礼 拝
使徒言行録3:1-10(P217) 「私の持っているもの」
◎ 今年の教会の標語は「御霊に導かれ前進」。みことばは〈使途3:6〉です。
Ⅰ.生まれながら足の不自由な男〈2〉
「生まれながら神の怒りを受けるべき者」とありますが、彼は居るべき所にいない人(美しの門のそばに)、自活できない人(施しを乞う)、存在価値のない人です。
自分が何のために生まれ、何のために生きているのか、また、自分の存在価値も 分らず、人生に何の目的も希望もない「失われた者」の型です。しかし、(ルカ19:10)
Ⅱ.私の持っているもの〈6〉
ペトロが与えようとしたもの - この人も必要なもの(すべての人に)
・ペトロを生かし、この人をも生かすもの。・私たちが与えることができる最もすばらしいもの。・ペトロもヨハネも、そして、あなたも持っているものです。
ペトロの持っているもの - パウロも持っているもの(Ⅱコリント4:7)
・土の器:弱くて壊れやすい価値のないもの私たち(イザヤ45:9)。
・このような宝:〈6〉「イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光」=イエスご自身のこと。「あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿っている神殿。」〈Ⅰコリント6:19〉
ナザレの人イエス・キリストの名 - 人としてのイエスの人格と神としての権威。
Ⅲ.人の全存在の救い〈7-8〉
イエスの十字架による贖いの救いは、魂だけでなく、体も含む全存在の救い。
・パウロのうめき。(ローマ7:19,24)
あなたの持っている宝を、聖霊に助けられて、周りの人に与える一年(Ⅰコリント6:20)