「預言者の心」
2025.6.22. 礼 拝
エレミヤ書17:14-18(P1209) 「預言者の心」
わたしを滅ぼす者とならないでください。災いの日に、あなたこそ避け所です〈17〉。
1.預言者エレミヤ
エレミヤは南ユダに立てられた預言者でした。偶像礼拝をする人々に『悔い改め、真の神に立ち帰るように』との神様の言葉を伝え、後のバビロン捕囚への危機を預言します。しかし、人々は彼の言葉を聞き入れず、『耳馴染みの良い言葉を語る』偽りの預言者を喜びました。
彼は孤独の中、命の危機を感じるストレスの中で過ごしていました。
2.苦しみの中にあって
正しいことを話しても信じてもらえない状況は、私たちの心を苦しませます。それは有名な預言者エレミヤも同様でした。彼は嘆き(祈り)の中で、人々に嘲られたこと〈15〉を話し、神様に癒しを求め〈14〉、自分が神様に従い、正しく行動していること〈16〉を訴えました。
私たちが苦しみにあった時、同じように、神様に祈ることができるでしょうか。
3.神様に信頼する
彼が、このように行動できたのは、神様に信頼しているからです。召命を受けた時(1:4)、神様は守ってくださること(1:7、8)を約束されました。この約束を信頼し、エレミヤは神様の言葉のすべてを、人々に伝えるのです。
私たちが伝道する時も、この神様が共におられ、支えてくださいます。
お祈り 天の父なる神様、私たちが今置かれている場所が、神様の最善であることを感謝します。私たちもあなたに信頼して、この愛を伝えることができるように支え、力づけてください。イエス様の御名でお祈りします。アーメン。