「霊の人の失敗」
2012.9.16. 礼 拝
士師記16:20-21(P410) 「霊の人の失敗」
Ⅰ.サムソンの弱点(シムション㋬=太陽の子)最後の士師
聖別されたナジル人〈13:5〉。怪力が与えられ〈13:24,25〉、主に用いられた。「主の霊が激しく彼に降り」〈14:6〉がくり返され、彼の怪力の秘密は〈13:5〉。
サムソンには弱点があった。それは女性です〈14:1。16:1,4〉。
サタンは時には「光の天使のように」〈Ⅱコリント11:14〉、時には「吠えたける獅子のように。」〈Ⅰペトロ5:8〉、私たちの弱点をしつこく攻撃してくる〈16:16〉。
自分の弱点を自覚し、しつこく攻撃してくるサタンに対し、目を覚ましていよう。
Ⅱ.サムソンの失敗
しつこく迫るサタンに根負けしたサムソンは、主の力が去り、普通の人となって捕らえられ、目をえぐられ、牢屋に入れられた〈16:21〉。失敗の原因は〈20〉。
彼のこの姿は、過去の恵み(経験)で馴れっこになり、油断してしまい、神を畏れる心をなくしてしまった人の無惨な姿を示している。
「油断することなく、あなたの心を守れ。命の泉はこれから流れ出る。」〈箴言4:23〉
Ⅲ.目を覚まし、雄々しく生きる
あなたにも罪に勝つ力、人を愛し許す力、奉仕の力、苦難に耐える力、証しをする力など、様々な聖霊の力が与えられています。 しかし
自分の経験や知識、また自信に頼り、油断して、聖霊が去られたことに気づかないままだと大変です。主から離れては何もできない(ヨハネ15:5)。
その時は、悔い改め、祈り求めると、再び聖霊の力が与えられる〈16:28-30〉。
目を覚まし、信仰に立ち、雄々しく生きましょう(Ⅰコリント16:13)。