「進退窮まる時」

2012.6.24.         礼  拝

 

出エジプト14:13-14(P116)   「進退(しんたい)窮(きわ)まる時」 

Ⅰ.民の不信仰

① 主のみこころ

・エジプトからカナンへの最短コースではない道へ、引き返すよう導かれる〈1,2〉。

・その理由 ・民が後悔するから〈13:17〉。・エジプト軍を滅ぼすため〈4〉。

② 民の不信仰

・後からエジプト軍、前は紅海。進退窮まった民は、神とモーセに叫ぶ〈10-12〉。

・この時の問題は、エジプト軍でも紅海でもなく、民の不信仰です。

・目前の問題に捕らえられ、神への信頼をなくすと、恐れが生じます。心配や恐れで心が一杯になると、救われてある喜びが消え、主を見失ってしまいます。

Ⅱ.主の救いを見よ

① 主の救いを見よ

・戦争の経験がなく、心の備えができていない民のために、主ご自身が戦うと約束してくださっているので、恐れなくてもよいのです〈14〉。

・恐れに打ち勝つ唯一の方法は、目を主に向けることです〈13a〉。主の救いを体験するためには、肉眼で見る前に、まず信仰の目で見る事が大切です。

② 信仰による前進

・信仰の土台は神の御言葉。信仰の結果は御言葉への従順です。(ヘブライ11:8)

・主を信じ黙って、前に向って前進すると、主の救いが体験できます〈13〉。

・民が前進するまで紅海は二つに分かれませんでした。信仰によって一歩踏み出した時、主の御業がなされるのです。(ヘブライ11:29)

※ 進退窮まった時こそ、主に信頼し、一歩前進し、主の御業を体験しましょう。