「豊かな実を結ぶ」 2024年10月
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。(ヨハネ15:5)
今年の夏も2023年と同様に「最も暑い夏」となったようです。本来であれば、8月下旬から9月上旬にかけて少しずつ涼しくなってくるのですが、今年は、9月中旬ぐらいまで夏を思わせるような暑さが続きました。そんな厳しい残暑も落ち着き、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。
秋は、果物が美味しい季節でもあります。梨、柿、ぶどう、栗、りんご、いちじく等々、秋が旬の果物はたくさんあります。スーパーの店頭を見ていても色とりどりの秋の味覚が並びますので、楽しい気持ちになります。
私たちが目にするのは、旬を迎えてスーパーに並ぶ果物の姿ですが、一朝一夕でその姿になるのではありません。準備は、一年も前から始まっていきます。そして、一日一日丁寧に育てられて、やっとの思いで実を結んでいくのです。
聖書には、イエス様と私たちの関係をぶどうの木と枝で説明されている箇所があります。
枝は、自分自身では何もすることができません。そのため、木から必要なものを吸収しているのです。だから、木から離れてしまったとするならば、枝だけでは生きていくことはできないのです。しかし、木に繋がり続けているならば、実を結ぶことができるのです。それも豊かな実なのです。
私たちの歩みは、一人の歩みではありません。イエス様がいつも共にいてくださるのです。そして、豊かな実を結ぶ者とならせてくださいます。
イエス様は、あなたを祝福してくださいます。その祝福を受け取るためには、イエス様と繋がり続ける必要があります。それぞれの生活の中で、いつも主を礼拝し、主に委ねて、日々を進んでいきましょう。
門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太