「触れたら信じる?」
2016.7.31. 礼 拝
ヨハネ 20:24-29(P210) 「触れたら信じる?」
信じない者ではなく、信じる者になりなさい。〈27〉
見えない時
トマスは、他の12弟子と一緒にいなかったため、復活のイエス様にお会いすることができませんでした〈24〉。弟子たちがイエス様に出会ったことを聞いて、トマスは「わたしは信じない」と口にします〈25〉。心から願っていた体験を、自分だけが逃してしまった時、複雑な気持ちになります。
自分だけが持っていない時、人の心には疎外感(ソガイカン)が生まれます。
あなたに与えられたモノ
現代を生きる私たちは、聖書にかかれているイエス様の奇跡を直接体験することはできません。しかし、当時の人が知ることのできなかった多くの出来事を、私たちは俯瞰的(フカンテキ)に見ることができます。トマスは、イエス様に直接、声を掛けられる人となりました〈27〉。神様の働き掛けは、人それぞれです。
現代に生まれた恵みは、わたしたちだけに与えられたモノです。
触れなくても信じる
トマスは、イエス様にお会いするとすぐに「わたしの主、わたしの神よ」と告白します〈28〉。触れなければ信じない…と言ったトマスは見て信じました。イエス様は、「見ないのに信じる人は幸い」と言われました〈29〉。トマスを通して、この言葉は私たちに向けられています。
私たちはイエス様が救い主であることを信じ、迷わずに生きていけるでしょうか?
お祈り 天におられる父なる神様、御名を崇めます!トマスのように、私たちにだけ与えられた恵みを感謝します。救い主を受け入れる信仰が与えられ、生活することができますように。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン