「荒野で叫ぶ者の声」

2022.12.11.     礼 拝

 

ルカ福音書3:1-6(P105)     「荒れ野で叫ぶ者の声」

 

私たちは、日々、様々なものから情報を受け取っています。ただ、情報を発信する者がいなければ、誰もその情報を知ることができません。「荒れ野で叫ぶ者の声」〈4〉であった洗礼者ヨハネの声は、人々に大きな影響を与え、新たな希望に目を向けさせました。

1.神の言葉を聞く

洗礼者ヨハネは、叫ぶ者でしたが、決して彼の思い付きで叫んだのではありません。まず、神の言葉が彼に降ったのです〈2〉。ここから全てが始まったのです。あなたは、いつも神の言葉を聞く備えができているでしょうか。神は、私たちがするべきことを示してくださいます。心を神に向け、神があなたに語られる言葉を聞きましょう。

2.一歩を踏み出す

神の言葉が降った後、彼は、ヨルダン川沿いの地方一帯に行き、叫んだのです〈3〉。それは、人々を悔い改めへと導き、救い主を迎える備えをさせるためでした。すでに福音を知っている私たちは叫ぶ責任があります。彼と同じように、御言葉を聞き、行動する者となりたいのです。神は、一人一人を用いてくださいます。

3.キリストに繋げる

彼の行動は、自分自身が目立つためにしたのではありませんでした。全ては、この後に来られる救い主イエス・キリストに繋げるためでした。彼は、そのための道備えをしたのです。このことによって「人は皆、神の救いを仰ぎ見る。」〈6〉ようになるのです。神は、私たちの想像を超えることをしてくださいます。神に委ね、仕える者となりましょう。

あなたの声だからこそ届けることのできる人たちがいます。私だけが喜ぶクリスマスではなく、周りの人たちにイエス様のことを証しするクリスマスとしましょう。