「苦難は成長のチャンス」

2014.2.2.         礼 拝

 

エレミヤ29:4-14(P1230)                         「苦難は成長のチャンス」

 

「わたしは、あなたがたのために立てた計画をよく心に留めている。と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」〈11〉

 

選民として誇り高いユダヤ人が、敵国で捕囚として生活することは、耐え難い苦痛です。絶望し無気力になるか、何とか早く祖国へ帰ろうとするか、です。しかし、エレミヤは、敵国でもエルサレムの時と同じように生活し〈5,6〉、また敵地での祝福と平安を祈ることが、自分たちの幸いになると勧めます〈7〉。

 

また、バビロンの予言者や占い師はもちろん、民の中の偽預言者や占い師の言葉や幻にだまされないように気をつけるよう勧めます〈8〉。彼らは遣わされていないのに、つごうの良いことを勝手に語っているからです〈9〉。(Ⅱテモテ4:3-4)

 

捕囚という苦しい状況はいつまでも続きません。必ず終わりの時がきます〈10〉。主の計画は、ご自分の民を苦しめることではなく、平和、つまり将来と希望を与えることであり、また、祖国に連れ戻すことなのです〈10,11〉。だから、心を尽くして、主に祈り求めなさい〈12-14〉→(マタイ7:7)。(「祈り求める→聞く」「尋ね求める→見出す」「心を尽くし求める→出会う」から)

苦しみをきちっと受け止め、信仰の成長のチャンスとして捕らえましょう。 (ヘブライ12:11)

 

 

〔お祈り〕 天のお父様、御名を賛美します。今、私がおかれている状況が苦しくても、将来に希望をもって勝利できるように助けてください。イエス様の御名によってお祈りします。 アーメン