「良い時、悪い時」

2021.10.10.     礼 拝

 

Ⅱテモテへの手紙4:2(P394)     「良い時、悪い時」

 

私たちの人生の歩みは、良い時ばかりではありません。悪い時も当然のようにあるのです。そんな中で、私たちにはいつも「御言葉を宣べ伝える」働きが委ねられています。どんな時にも御言葉を宣べ伝えるためには何が必要なのでしょうか。

1.信仰によって

テモテへの手紙を書いたパウロの人生は、苦難の連続でした〈Ⅱコリ11:23-28〉。それでも働きのために走り続けることができました。それは、「主が私に働きを委ねてくださったこと」、「主が働きを守り続けてくださること」を、信仰をもって受け止めたからです。ここが第一歩です。信仰をもって一歩を踏み出していきましょう。

2.祈りによって

パウロは人々のためによく祈る人でした。また、同時に「私(私たち)のために祈ってほしい」とくり返し呼びかけた人でもありました。この周りの人たちの祈りが彼を励まし続けたのです。教会は一つのチームです。あなたの祈りを必要としている人がいるのです。互いのために祈り合う者となりましょう。

3.聖霊によって

私たちはどのようにしたら良いかと迷うことがあります。聖霊はそんな私たちを導き続けてくださるのです。踏み出した先に困難が待っているかもしれません。しかし、あなたは一人ではありません。助け主である聖霊がいつも共にいてくださるのです。今日も一人ひとりがまず聖霊を求めて祈り、聖霊に満たされ続けましょう。

私たちはどんな時にも御言葉を宣べ伝えていきたいのです。悪い時だからと諦めてしまうのではなく、今できることを祈りつつ実行していきましょう。