「私の願い」
2023.1.1. 元旦礼拝
詩編27:4(P857) 「私の願い」
私たちの人生には、たくさんの願い事がありますが、『誰に』『何を願うのか』は、重要な事柄です。ダビデは、「ひとつのことを主に願い、それだけを求めよう。」と告白しました。ダビデが主なる神様に願い求めたこととは、一体何だったのでしょうか。
1.主を礼拝することを願った
この時のダビデの状況は、決して良いものではありませんでした。敵からの攻撃を受け、気が休まる時はほとんどなかったのです。その中で、彼が求めたのは、困難の解決ではなく、主との交わり(礼拝)でした。主は、どんな時でも喜びと新しい朝を与えてくださるからです。まず、主の御顔を尋ね求めていきましょう〈8〉。
2.主の助けを願った
困難の中でダビデは主に叫びました。「主はわたしの光、わたしの救い」〈1〉であり、何があっても見捨てることのないお方である〈10〉ことを知っていたからです。私たちもこの主に叫ぶ者となりたいのです。主は、今も生きて働いておられます。問題ばかりに目を留め、自分自身の力に頼るのではなく、主に助けを求めましょう。
3.主の導きを願った
これから先の歩みで何が起こるのかは、誰にも分かりません。だから、ダビデは、「主よ、あなたの道を示し 平らな道に導いてください」〈11〉と願ったのです。主に導かれて歩むことは、一人だけの歩みではありません。どんな時にも主が共にいて、救いと守りを体験しつつ歩むことができるのです。主にすがりつつ、一歩一歩進んでいきましょう。
ダビデは、主を信頼し続けました。その時、彼の願いは、確信へと変えられていったのです。新しい年も私たちは主を信頼し、主に願い求める者となりましょう。