「私だ、恐れることはない」

2020.6.7.       ウェルカム礼拝 

  

マルコ福音書6:45-56(P73)       「私だ、恐れることはない」

 

強いて舟に乗せ 〈45〉

▽主イエスが言われたことは、必ず、ご計画(み心)がある。

①一人で祈るため 〈46〉

・「イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた」〈ルカ6:12〉。②弟子たちを訓練するため 〈48〉

・「霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられるのです」〈ヘブ12:10〉。

 

そばを通り過ぎようとされた 〈48〉

▽主イエスは、逆風に漕ぎ悩んでいる弟子たちを見て、彼らを助けるために近づこうとされたのに、なぜ、通り過ぎようとされたのか?

▽弟子たちは、夜明け前の湖を歩いて近づいてくる人影を見て、幽霊だと思い、おびえて、大声で叫びました〈49〉。パニックになったのです。

▽私たちも、ピンチに直面すると、パニックになり、正しい判断ができなくなります。そんな時こそ、心を静め、正しく見る「霊の目」を求めよう。

 

私だ、恐れることはない 〈50〉

▽私たちは、「イエス様を信じる」と言いながらも、思い煩います。しかし、イエスは、私たちが置かれているピンチの情況や苦悩のすべてをご存知です。

▽「私だ=エゴー・エイミ」は、神であることを示す「私は有る」という意味で〈出エ3:14〉、「自ら存在する神、私があなたと共にいる」ということ。

「イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です」〈ヘブ13:8〉。イエスがあなたと共におられるので、絶対に大丈夫です。