「神は我々と共におられる」

2020.11.29.     礼 拝   

 

イザヤ書7:14(P1071)     「神は我々と共におられる」

 

今日からアドベント(待降節)が始まります。先が見えず、暗闇の中を歩み続けていた私たちのために、主はイエス・キリストをこの地上に送られたのです。それは、主が御自ら与えてくださった私たちへの「しるし」であったのです。

1.希望を与えてくださる

イスラエルは、主を求めず、自分自身の考えだけで進んでいました。見捨てられても仕方がないとも言えるような状況だったのです。それでも主は愛を示されました。たとえ、背を向け続けている者に対しても主は変わらずに愛を注いでくださいます。ここに私たちの希望があります。主の愛を受け取り、主に全てを委ねましょう。

 

2.約束を守ってくださる

私たちは約束を破ってしまうことがあります。しかし、主は何があったとしても約束を守ってくださるのです。新約聖書には「預言者を通して言われていたことが実現するためであった。」と繰り返し書かれています〈マタ1:22他〉。主は一つ一つの事柄を整え、最も良い時に約束を実現してくださいます。主のなされることに期待し、待ち望みましょう。

 

3.いつも共にいてくださる

「インマヌエル」は「神は我々と共におられる」という意味です。この言葉は、聖書が書かれた時代で終わった訳ではありません。イエス・キリストは、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」〈マタ28:20〉と言われました。主はどのような時にもあなたのそばにいてくださいます。何をする時にもあなたは一人ではありません。

 

今日も「インマヌエル」(神は我々と共におられる)の恵みを体験しましょう。そして、どんな困難な時にもこのお方に期待し、頼る者となりましょう。