「神の配慮」

2012.5.20.              礼  拝

 

出エジプト16:4-5(P120)     「神の配慮」

Ⅰ.日毎のパン〈4〉

① 毎日必要な分量〈16,18,21〉→ 1人当たり1オメル(2,3ℓ)〈16〉。

・多く集めても少なく集めても、家族の人数にあった必要な分量〈18〉。

・毎日数百万トンのマナが降ったこと、しかもそれが約束の地の産物を食べるまで、40年間続いたことは〈ヨシュア5:12〉、主イエスのパンの奇跡を思わせます。

・二日分のパン〈22,23〉〈29〉→ 安息日のための備え。

② 今日の苦労は今日だけで十分〈4〉

・御言葉に従わず、今日集めたマナを明日まで残しておいた人は、腐って食べられませんでした〈19〉。聞くとは、聞くだけでなく、聞いて実行すること(ヤコブ1:22, 2:17)。

神の配慮に信頼して生活するなら、明日の心配は要(い)りません(マタイ6:34)

 

Ⅱ.マナの奇跡に学ぶ

① 毎日新鮮なマナに学ぶ〈19,20,21〉

・民は毎朝マナを集めながら、神が毎日それぞれの必要な分量を与えてくださると信じ、神により頼む生活がいかに幸いかを学びました(マタイ6:25,32-33)。

・この神の御心に初代教会の信仰生活の原理があります(使徒2:44-47)。

・パウロは、この原理を教会の交わりに適用しています(Ⅱコリント8:14-15)。

② 労働の大切さを学ぶ〈20,21〉

・民は毎日、朝早くからマナを集めるため一生懸命働きました〈21〉。

・神は、アダムにエデンの園の管理を任(まか)せ(創世記2:15,16)また、アダムが背いた時、労働を責務として与えられました(創世記3:17,19)。

・私たちも、自分の仕事を神からの責務として忠実に働きましょう(Ⅱテサロニケ3:10)。

神のご配慮に信頼し、「忠実な良い僕」〈マタイ25:21〉として、主に仕えましょう。