「神の栄光の力により」

2014.9.28.          礼 拝

 

コロサイ 1:9-14(P368)            「神の栄光の力により」

パウロは、ローマの獄中でコロサイの教会を心に留め、切に祈っています〈9〉。それはコロサイの教会が「神の栄光の力」によって信仰が強められるようにとの祈りです〈11〉。聖霊の助けにより、神のみ心を十分に理解し〈9〉、主に従う生活をして、主を喜ばせ、あらゆる良い業を行って、実を結ぶクリスチャンになることです〈10〉。

「主は真実な方です。必ずあなたを強め、悪い者から守ってくださいます」〈Ⅱテサ3:3〉

 

「神の栄光の力」によって強くされると、忍耐と寛容と喜びという三つの実を結ぶことができます。それは義務や奉仕でするのではなく喜んでできます(ロマ5:3-5)。それはただじっと耐えるのではなく、栄光のゴールを目指し、積極的に立ち向うことであり、復讐心を自制し、喜びと善をもって悪に勝つことです(ロマ12:19-21)。

「これらすべてのことにおいて、私たちは私たちを愛してくださる方によって、輝かしい勝利を収めています(勝ち得て余りがある)」〈ロマ8:37〉

 

さらにパウロは、み国の相続人としてくださった父なる神に感謝しています〈12〉。〈14〉み子イエスは神の小羊として尊い血の代価を払い、私たちをサタンから買い戻し、神のものとしてくださいました(過去の救い)。〈13〉神は現在、私たちを闇の力(神に対する無知、罪の縄目、サタンの支配)から解放し、毎日守ってくださっています(現在の救い)。〈12〉永遠の国籍を天にもち、復活のキリストと同じ栄光の体に変えられる救いの完成(イエスの再臨)を待ち望んでいます(未来の救い)。(フィリ3:20、21)。

 

[お祈り] 天の父なる神様、御名を賛美します。僕をご自身の栄光の力によって強め、救いの完成を目指して、前進させてください。イエス様のみ名によって。アーメン。