「神の守りを見る」

2022.1.30.     礼 拝

 

民数記11:16-23(P231)     「神の守りを見る」

 

主はモーセに言われた。「主の手が短いというのか。わたしの言葉どおりになるかならないか、今、あなたに見せよう」〈23〉

1.マナばかりで何もない

神様はイスラエルの嘆きに応えて、養いとして「マナ」を与えられました。しかし、民はしばらくするとまた不満を言い、つぶやき始めました。モーセは、その度にとりなしを続け、与えられた恵みを忘れる民はわがままになっていきました。

不満を言い続ける人は、欲求に歯止めがかかりません。

2.モーセの苦しみ

「肉が食べたい」という不満を聞いたモーセは疲れ切って、神様に「わたしを殺して、苦しみに遭わせないでください」と願いました。くり返し不満を口にする民をとりなすことで、追い込まれてしまい。自分には荷が重いと考えるようになったからです。神様に命を懸けて訴えます。

与えられた能力以上のことが求められた時、モーセは神様に真っすぐに訴えました。

3.主の手が短いのか

神様はモーセの訴えを聞き入れて、民に肉を与え、モーセの重荷の一部分を70人の長老たちへ移して分担させることにしました。モーセは民の人数を見て不安になりますが、神様はすべてを実現されました。

モーセは自分の弱さ故に常識を見ましたが、神様の力を見せて頂くことができました。

お祈り 天にいます父なる神様、私たちは目の前のことで恵みを忘れやすいものですが、モーセを助けられた神様の御手の業に期待することができますから感謝します。主の守りの中歩むことができますように。イエス様の御名によって祈ります。アーメン