「神に期待する」 2024年1月

そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。(ルカ11:9~10)

 

あけましておめでとうございます。新しい年もお一人お一人の上に主なる神様の祝福が豊かにあるようにとお祈りしています。

今年は、みなさんにとってどのような一年にしたいと考えているでしょうか。ある百貨店のアンケート調査によると、アンケートに回答した約50%の人が「新年に新しいことを始めたい」と意欲的になっているとのことです。『一年の計は元旦にあり』

ということわざもありますが、新年にあたり、それぞれが一年の目標を立て、目標に向かって邁進していきたいものです。

ただ、必ずしも、新年に立てた目標は、完走できるものばかりではありません。途中で挫折したり、思い通りにいかない場面に遭遇したりもするのです。

そのような中で、この新しい年も、私たちは、神に期待する者となっていきたいのです。なぜなら、私たちが求める時、受けることができるからです。ここに私たちの希望があるのです。

宗教改革を行ったマルティン・ルターは、希望について以下のような言葉を遺しました。

『この世を動かす力は希望である。やがて成長して果実が得られるという希望がなければ、農夫は種をまかない。』

2024年も私たちの歩みの中では、様々なことが起こってくるでしょう。しかし、私たちは、神に期待し、求め続けていきたいのです。主なる神様は、いつも変わることなく、私たちを愛し、たくさんのものを与えてくださいます。この年もたくさんの神の恵みを体験し、神と共に歩む一年とならせていただきましょう。

門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太