「神に従う者として」
2024.5.5. 礼 拝
創世記12:1‐5(P15) 「神に従う者として」
クリスチャンが前進していくために必要なものは、神に対する従順です。ただ、誰もが完璧ではなく、失敗してしまうことも多々あるのです。アブラハムもそんな一人でした。主は、私たちの内に働き、一つ一つの出来事を通して整えてくださいます。
1.主は小さな信仰を用いてくださる
主は、「わたしが示す地に行きなさい。」〈1〉と命じられました。父の家は、アブラハムにとって重要なものでした。困ることがなく、自由が保障されていたからです。それでも、彼は、従いました。そこには、完全な信頼はなく、不安も見え隠れする状態でした。たとえ小さな信仰であっても、主は、その一歩を祝福し、用いてくださるのです。
2.主は共に歩んでくださる
主は、「行きなさい」とだけ語られたのではなく、祝福の約束も同時に約束されました〈2,3〉。そこには、全て「わたしは」という言葉が含まれています。祝福を与えてくださるのは、主なる神様なのです。主の言葉と約束は、決して変わることがありません。主は、私たちの背中を押されるだけではなく、共に歩んでくださいます。
3.主は従順な者へ造り変えてくださり
アブラハムは、主に従い、一歩を踏み出しました。しかし、次の瞬間には、失敗をしてしまうのです。私たちは、様々な状況の中で疑ったり、恐れたりするのです。主は、そんな私たちを知っていてくださり、日々新しく造り変えてくださいます。できていないと落ち込むのではなく、主に信頼し、従順な者へ造り変えていただきましょう。
主があなたに願っておられることは何でしょうか。私には無理だと考えるのではなく、まず一歩を踏み出してみましょう。主は、そんな一歩を大きな祝福に変えてくださいます。