「神が求めておられること」  

2024.11.10.     礼 拝

申命記10:12-13(P297)     「神が求めておられること」

親は、「わが子にはこうなってほしい」という願いを持っています。子は特別であり、大切な存在であるからです。私たちは、主の深い愛によって神の子とされました。その中で天の父なる神様が私たちに求めておられることとは、一体何なのでしょうか。

1.主に従順であること 

私たちは、主に聞き従わず、右に逸れたり、左に逸れたりしてしまいます。それでも主は変わることなく私たちを導き続けてくださるのです。主は、全てのものを造られ、治めておられます。また、人間のできる全てのことを超えて働かれるのです。このお方を私たちは畏れたいのです。自分自身の思いや考えではなく、主を第一にしていきましょう。

2.主を愛すること 

主の愛は、一方的なものであり、私たちが何かをしたから愛してくださるというようなものではありません。常に注がれ続けているのです。私たちは、この主の愛に応答して、心を尽くし、魂を尽くして主に仕えていきたいのです。あなたが主のためにできることは何でしょうか。愛は、行動を伴うものです。主の愛を受けて一歩を踏み出しましょう。

3.あなたが幸いを得ること  

主は、私たちに戒めと掟を与え、守るようにと命じられました。これらのものは、窮屈に感じるようなものです。しかし、全ては、私たちのためなのです。私たちが幸いを得ることができるようにと一つ一つ整えてくださるのです。主は、私たちの必要を満たしてくださいます。主と共に生きるという幸いの中をいつも歩ませてくださるのです。

神が求めておられることは、難しいことばかりであるかもしれません。そんな私たちを神は成長させてくださいます〈Ⅰコリ3:6〉。神の愛に生き、神と共に進んでいきましょう。