「神からのラブレター」 2022年12月
わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。(Ⅰヨハネ4:10)
今年もクリスマスが近づいてきました。街を歩いていると、あらゆるところでクリスマスのイルミネーションなどを見ることができます。飾る人によって色々な工夫がなされていて、見ている私たちを楽しませるものです。
クリスマスは、暗い世の中にあっても喜びを感じる日でもあります。なぜなら、そこに神の愛が溢れているからなのです。
聖書には、愛に関することがたくさん書かれています。それは、愛というものを説明するために書かれているのではありません。私たち一人一人は神から愛されている存在なのであると伝えるためなのです。言うならば、聖書は、私たちに与えられている神からのラブレターなのです。
童謡に「やぎさんゆうびん」(作詞:まどみちお、作曲:團伊玖磨)という曲があります。
♪ 白やぎさんから お手紙ついた 黒やぎさんたら 読まずに食べた
しかたがないので お手紙かいた さっきの手紙の ご用事なあに
この後、白やぎさんのところにも黒やぎさんからの手紙が届くのですが、同じように読まずに食べてしまい、手紙を書くという流れになっていきます。
私たちにも神からラブレターが届いています。でも、やぎさんたちのように、内容を読まないままになってしまってはいないでしょうか。
クリスマスは、神の独り子であるイエス・キリストがこの地上に生まれてくださった日です。そこには、神からの溢れるばかりの愛が詰まっているのです。
今日、あなたにも神からラブレターが届いています。このことを自分自身のものとして受け取り、本物のクリスマスを体験してみませんか。
門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太