「礼拝から始める」
2023.10.29. 礼 拝
エズラ記3:1-6(P725) 「礼拝から始める」
イスラエルの民たちは、捕囚から解放された後、自分たちの町に戻っていたのですが、エルサレムに集まってきました。祭壇を築き、主に礼拝をささげるためでした。ここから礼拝が回復したのです。礼拝は、私たちにとってどのようなものなのでしょうか。
1.私たちを一つにする
捕囚中の彼らは、「離散」を余儀なくされました。そんな彼らが、一人の人のようにエルサレムに集まってきたのです〈1〉。ただ、彼らの力で一つとなったのではありません。主が解放してくださり、礼拝する者とならせてくださったという喜びと主への感謝が一つとしたのです。主は、私たちを一つとし、共に礼拝をささげる者とならせてくださいます。
2.私たちに土台を確認させる
彼らは、このところで自分たちがやりたいように礼拝をささげたのではありません。律法に書き記されているとおりに礼拝をささげたのです〈2〉。ここが原点であり、土台でした。私たちの土台は、主イエス・キリストです。礼拝は、イエス様を第一にし、イエス様に従っていくことです。いつもこの原点に戻り、揺らぐことのない土台に立ち続けましょう。
3.私たちの原動力となる
この時、彼らにはやらなければならないことがたくさんありましたが、主を礼拝することから始めました。礼拝をささげた時、彼らは新しい力を得ることができたのです。働きを進めていく中で、計画を立てることは大切です。けれども、何よりもまず主の前に出たいのです。日々、主からの新しい力を受け取り、一歩一歩前進していきましょう。
主を礼拝することは、私たちに与えられた特権です。いつもの礼拝を大切にしていきましょう。そして、日々、気持ちを新たにして、礼拝をささげていきましょう。