「確信を得る方法」
2024.2.11. 礼 拝
フィリピ4:6-7(P366) 「確信を得る方法」
フィリピの信徒たちは、思い煩う状況にいました。しかし、使徒パウロは、手紙の中で何度も「喜びなさい」と励ましたのです。このことは、決して無責任に言ったのではありません。パウロには、どんな時にも主にあって喜ぶことができるとの確信があったのです。
1.知っていてくださる
思い煩うと訳されている言葉には、心を分けるという意味があります。様々な事柄に思いが向き、主に心を向けることが難しくなるのです。主は、そんな私たちを知っていてくださいます。私たちの心が向いていない時であっても関係ありません。あなたのことを全て知ってくださっているお方が何よりもまず関わってくださるのです。
2.祈りを聞いてくださる
私たちは、祈る前に「こんなことを祈っても良いのだろうか」と考えることがあります。祈るべきことと自分自身で頑張ることを分けてしまうのです。しかし、パウロは、何事につけと教えました〈6〉。主は、私たちのどんな祈りでも聞いてくださいます。祈りは、特権です。あなたが抱えている全てのことを主の前に祈りましょう。
3.平和を与えてくださる
思い煩いは、私たちを弱らせます。けれども、その中に主は働いてくださいます。心と考えをキリスト・イエスによって守ってくださるのです〈7〉。そして、神の平和を与えてくださるのです。思い煩う時、主に全てを委ねていきましょう。その中で主の守りを体験したいのです。人知を超える神の平和を今日も受け取っていきましょう。
私たちは、祈りを通して「大丈夫」と確信を得ることができます。それは、喜びへと繋がっていくのです。主の励ましを受け取り、主と共に信仰の歩みを進んでいきましょう。