「無関心ではなく」

2023.7.30.     礼 拝

 

ローマ書15:1-6(P295)     「無関心ではなく」

 

おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです〈2〉。

1.対立していた考え

私たちは寛容でしょうか?自分とは違う他人の意見を聞いて、それを受け入れることができますか。パウロは、力の強い人は、力の弱い人を助け(担い)なさいと言いました〈1〉。ローマの教会には多くの異邦人がおり、従来からの律法的な信仰者との間で対立が起こり、相手の悪口を言い合うという分裂がありました。

人は自分との意見の違いを難しく考えてしまいます。

2.主に倣って受け入れ合う

パウロは、人々に「忍耐と慰めの神が希望を与えてくださる」〈6〉と教えます。私たちが受け入れ合うためには、互いに相手の立場に立って考えることが必要です。諦めたり、無関心にならず、それぞれが隣人を喜ばせるために愛を持って行動する必要があるのです。

イエス様が、人々に忍耐を持って教え続けたように、私たちも隣人を愛し、受け入れ合いましょう。

3.一致を持って行動する

私たちが同じ思いを持って行動すれば、その場所には平和と希望が満ちるのです。ある人は受け入れ、ある人は何もしない、のではなく、お互いが相手のために補い合い行動することです。パウロは声を合わせて神をほめたたえることを祈りました。

教会に必要な一致は、神様の愛による忍耐と慰めを覚え、この希望に期待して、行動することで与えられます。

お祈り 天にいます父なる神様、教会の中で私たちが互いに関心を持ち、隣り人を愛し仕え合うことができるように導いてください。高慢を捨て行動することができるように助けてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン