「新年を迎える前に」 栗澤神学生
2023.12.31. 礼 拝
使徒言行録4:23-31(P220) 「新年を迎える前に」
今日この1年の最後、「新年を迎える前に」というテーマで聖書を読んでいきます。2つのポイントで確認して参りましょう。
1.これまでを振り返る
彼らがささげた祈りの半分(4:24-28)は、「これまでの振り返り」です。彼らは振り返った後で、これから御業が成されるように祈り求めています。
私達は、これまでを振り返る時間が必要な時があります。神様の恵みは、これまでを振り返って見ないと気づけない時があるからです。
どんな過去も決して無駄にはなりません。神様が苦しい状況から救って下さる時まで、神様に感謝をささげる事が出来るその時まで、今までの恵みを数えながら、祈り続けましょう。 神様はこれまで私達を導いて下さいました。神様はこれからも私達を導いて下さいます。
2.御業の法則を知る
聖書をよく読んでみると、聖霊が与えられたような「素晴らしい出来事」の前には、だいたい「良くない出来事」が起こっていた事が分かります。今日の聖書箇所も「ペテロとヨハネの逮捕」の後に起こった出来事でした。
御業は、行き詰まりのように見える所から始まります。諦めるしかないような所から始まります。 そして、この非現実的で人間の知識では説明しきれないほど偉大な御業は、私達に成される事によって、この世界に証明されていきます。御業の拡大には私達が必要です。御業の法則を知り、御業は私達から始まる事を知りましょう!私達は御業の一部です。
来年はどんな1年になるでしょうか?何か新しい事が起こるかもしれません。現状維持かもしれません。どのような中であっても、主こそわが神です。これまでに感謝し、これからに期待し、来年も主を礼拝して参りましょう。