「惜しむ神」
2023.8.13. 礼 拝
ヨナ書4章(P1447) 「惜しむ神」
どうしてわたしが、この大いなる都ニネべを惜しまずにいられるだろうか〈11〉。
1.怒るヨナ
ニネべの人々の悔い改めを見て、神様が滅ぼすことを思い直されたことにヨナは怒りを覚えます〈1〉。また、とうごまが枯れたことでもヨナは怒ります〈9〉。彼は、自分の意に沿わないことを怒り、神様の憐れみに目を向けてはいません。
預言者として相応しくないヨナを神様は用いられました。
2.人間の弱さ
ヨナは神様から与えられた働きを素直に実行できませんでした。その度に(大きな魚・とうごまが備えられた)神様は彼を救い出し、正しい働きへとチャレンジさせました。神様は人間の弱さをご存じで、私たちが「できない」と逃げても、何度も機会を与え成長させてくださるお方です。
私たちに与えられている賜物を、神様のための奉仕に用いていただきましょう。
3.惜しまれる神
ヨナは労苦せずに得たとうごまを惜しみ、このことを通して神様は「惜しむ心」を教えられました。神様はそれ以上に大切な人の命を惜しみ、ニネべの悔い改めを受け入れました。神様は惜しまれるお方です。今の世にあっても、人々の命を惜しみ愛を持って救いへと導いてくださるのです。
神様は特別な人だけでなく、すべての人の救いを望んでおられるのです。
お祈り 天にいます父なる神様、私たちは弱いですが、神様はこの弱さをご存じで、すべての人を見捨てることなく惜しむ愛を持ち、救いの業をされることを感謝します。何度もチャンスが与えられていることを覚え、行動出来るように助けてください。イエス様の御名によって祈ります。アーメン